今回は、新電力会社で2022年に料金を値上げした会社一覧をご紹介します。
電気料金値上げをした新電力会社(あいうえお順)
電力会社 | 対象プラン | 実施月 |
---|---|---|
アストでんき | ブライトプラン スマートプラン 基本料金ゼロプラン | 2022年7月 |
伊丹産業のでんき | ベーシックA プランA/B プランAセット割 低圧動力プラン | 2022年6月 |
イワタニでんき | 従量電灯B/C | 2022年6月 |
AIでんき | 家庭用従量電灯プラン 法人用従量電灯プラン | 2022年8月 |
eco電力 | eco電灯A | 2022年6月 |
親指でんき | いいねプランA/B/C わんにゃんプラン わんにゃんプラン+ 日曜から夜更かしプラン ゲームプラン ビューティープランHome ビューティフルプランBiz | 2022年8月 |
グリーンコープでんき | ファミリープラン オフィスプラン 低圧電力プラン | 2022年7月 |
コープでんき東北 | コスパでんき | 2022年6月 |
再エネ思考電力 | おうち思考プラン おうち思考プラン【エコワン割】 おしごと思考プランH 動力プラン デンカ思考プラン 新でんち思考プラン | 2022年7月 |
サステナブルでんき | サステナブルでんきB/C | 2022年7月 |
Japan電力 | くらしプランS しごとプランS | 2022年9月 |
スマートでんき | スマートハウスプラン | 2022年9月 |
スマ電 | ぐーんと!スマ得ホームプラン しっかり!スマ得ホームプラン 北陸_スマ得ホームプラン ばっちり!スマ得ホームプラン ごっそり!スマ得ホームプラン 四国_スマ得ホームプラン きゅっと!スマ得ホームプラン | 2022年9月 |
0円でんき | ファミリープラン 事務所・飲食店向けプラン | 2022年8月 |
ちかでん | ファミリー割電灯A ビジネス割電灯B 低圧電力割 | 2022年7月 |
にいでん | にいでん県民プラン にいでん法人プラン 新潟県民B/Cプラン 低圧動力プラン | 2022年9月 |
まるいでんき | まるいでんきB/C | 2022年5月 |
三河商事 | 従量電灯B/C 低圧電力(動力) スマートライフプラン | 2022年8月 |
水戸電力 | 従量電灯B/C 低圧電力 スマートハウスプラン | 2022年9月 |
楽天でんき | プランS/M | 2022年6月 |
Looopでんき | おうちプラン ビジネスプラン | 2022年6月 |
動力プラン スマートタイムプラン | 2022年8月 | |
Reno Laboでんき | 従量電灯B | 2022年5月 |
Looopでんきのおうちプラン・ビジネスプランについて、2022年6月1日より、料金改定により値上げをしております。
またLooopでんきは2022年9月1日より「燃料費調整」に関する算定方法を変更します。
電気料金種別定義書(低圧)内の「燃料費調整」に関する算定方法を変更いたします。
・変更前:石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料の価格変動に応じて毎月算出
・変更後:日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に応じて毎月算出
フリープラン料金がなくなり
スタンダードプラン料金となりました。
エリアに寄って異なりますが1kWhあたり1~5円ほど高くなっています。
電気料金値上げをした理由
基本的に電気料金値上げをした理由としては、原料の高騰です。
現在、世界各地における発電燃料の価格高騰に加え、足元ではロシアによるウクライナ侵攻等の影響を受け、世界中で液化天然ガス(LNG)などの資源価格や卸電力市場価格が高騰しております。
2022年、ロシア軍はウクライナへ軍事侵攻を開始しました。
その動きを受けて、EUやアメリカはロシアに対して経済制裁を開始。
日本もロシアへの経済制裁として、「ロシア産石油の原則禁輸」を発表しました。
そのため他国に代替する取り組みを行ったため今までより原料の高騰が考えられます。
液化天然ガス(LNG)不足が重なっておきたことも、電気料金高騰の原因の1つです。
2022年次店で日本の電力の約8割は、火力発電でまかなわれています。
この燃料の7割にLNGを使用しており、そのほとんどを海外からの輸入に頼っています。
そして日本は液化天然ガス(LNG)の輸入の8・8%(2021年)をロシアに依存しており、その大部分がサハリン2となっています。
日本に天然ガスを供給する「サハリン2」もプーチン大統領の大統領令により、無償での譲渡の危機に陥っています。
プーチン大統領の命令は、日本の制裁への報復措置であると明言しており、今後、これが適応されるとさらに電気代が高騰する可能性があります。
その他電気料金値上げをした理由
市場連動型プランは主に法人や店舗の方が契約するプランで一般のご家庭で契約することは非常に少ないプランです。
市場連動型プランとは新電力会社日本卸電力取引所(JEPX)の価格に応じて電気料金が決まるプランがあります。
これを「市場連動型プラン」といいます。
新電力会社は自社で発電設備をもっていないところが多いです。
なので、多くの新電力会社日本卸電力取引所(JEPX)から電気を仕入れて顧客に供給しています。
このため、多くの新電力会社のサイトでで電気の質は同じ変わらないとうたっているのはこの制度のおかげなんですね。
「市場連動型プラン」の価格は30分単位で価格が変動し、1日の中で市場価格がかわります。
電気を作る原料が不足すると仕入れ価格に大きく影響して電気の仕入れ価格が上がってしまいます。
2022年時点では、ロシアとウクライナとの情勢で原料の供給が不安定で高くなりやすい状態になっています。
電気料金の請求金額の内訳をみると「再エネ賦課金」といった項目があります。
再エネ賦課金とは、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の略語です。
「再生可能エネルギー」とは太陽光や風力など自然の力で作るエネルギーです。
天然ガスや石油・石炭を使って発電する火力発電のように化石燃料に頼らないようにして
「エネルギーの安定供給」「地球温暖化対策」「環境産業の育成」を目的に行われています。
「再エネ賦課金」は、2021年5月から1kWhあたり約3.36円前後となりました(2022年時点)。
それまでは2021年4月までは1kWhあたり2.98円。
なので、仮に100kWh使った場合、
2022年時点では336円かかります。
2021年時点では298円かかります。
なので100kWhにつき38円位値上がりした計算になります。
電気料金値上げをしたら切り替え検討をおすすめします
新電力が電気料金値上げしてしまったら、もっとお得なところに切り替えすることをおすすめします。
2022年におすすめなのはドコモでんき!
ポイント付与されつつ燃料費調整額の上限があるのでおすすめです。
よろしければ、下記のサイトを参考にしてみてください。