ドコモでんき・auでんき・ソフトバンクでんき・楽天でんき乗り換えるならどこ?東京電力EPと徹底比較!

電気代って、毎月なんとなく支払っていませんか?
最近では、スマホのキャリア(通信会社)が提供している電気料金プランも増えていて、スマホと電気をセットにすることでお得になると言われることが多くなりました。
でも、本当にお得なのか?
契約を変えることでどれくらい安くなるのか、気になったことはありませんか?
今回ご紹介するのは、スマホ4大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク、楽天)が提供している電気プランを、実際に調査・比較した結果です。
対象エリアは東京電力エリア。
1人暮らしから3人暮らしまで、使用量別に比較して「どこが一番安いのか?」を調べました。
さらに、見逃しがちなポイント還元制度までチェック。
電気料金だけでなく、還元されるポイントまで含めて「本当にお得なプラン」がどれなのかもご紹介します。
また、この記事の元となっている動画はこちら👇
📺 【スマホ4大キャリアの電気料金比較】本当にお得なのか調べてみた!
それでは早速、詳細を見ていきましょう!
調査対象の電力会社とプラン一覧
今回比較したのは、以下の4大スマホキャリアが提供する電力プランと、東京電力グループのプランです。
それぞれの特徴や、ちょっとした注意点も解説します。
調査対象の電力会社一覧
電力会社 | 調査プラン |
---|---|
auでんき | 電気MプランD |
ドコモでんき | ベーシック、グリーン |
ソフトバンクでんき | おうちでんきT |
楽天でんき | プランS(基本料金0円) |
東京電力エナジーパートナー | 従量電灯B、スタンダードS |
ピントでんき | 基本プラン |
プランごとの注意点
auでんき
- 電気MプランDを調査対象としています。
- 実はauでんきには「電気Mプラン」と「電気MプランD」の2種類があります。
- プランDは、東京電力エリア向けの新しいプランで、燃料調整費が割安になっていることが特徴。
- 古い「電気Mプラン」のままだと、燃料調整費が高くなってしまう可能性があるので注意!
ドコモでんき
- ベーシックプラン:一般的な電力プラン。
- グリーンプラン:再生可能エネルギー由来の電力を使用しているため、基本料金が少し高めですが、**ポイント還元率が最大12%**と高めなのが特徴。
ソフトバンクでんき
- 調査対象はおうちでんきTです。
- ソフトバンクでんきも実は2種類あり、「おうちでんきA」と「おうちでんきT」があります。
- 「おうちでんきA」は電力市場連動額が加算されるため、価格変動が大きくなる場合があります。
- 今回は、価格変動が少ない「おうちでんきT」で比較しています。
楽天でんき
- 基本料金が0円のシンプルなプラン。
- 電力量料金だけで支払う形になりますが、燃料費調整額などで変動があります。
- ポイント還元(楽天市場のポイントアップなど)が魅力。
東京電力エナジーパートナー
- 従量電灯B:一般的な家庭向けのスタンダードなプラン。
- スタンダードS:新しい料金体系で、特典などもあるプラン。
ピントでんき
- 東京電力エナジーパートナーの100%子会社が提供するプラン。
- 電気料金は少し高めですが、ポイント還元があります。
- ただし、今回の調査結果ではコスト面で不利な傾向がありました。
それぞれのプランには、料金だけではなく燃料費調整額やポイント還元など、選ぶ際に気をつけたい要素があります。
比較条件と調査方法について
電気料金を比較する際には、条件を揃えないとフェアな結果になりません。
今回の比較は、以下の条件で行いました。
調査エリア
- 東京電力エリア
関東地方を中心とした、東京電力の供給エリアです。
他のエリア(関西電力、中部電力など)では料金や還元率が異なる場合があるのでご注意ください。
使用量パターン
電気の使用量は、家族構成ごとに3パターンで調査しています。
家族構成 | 契約アンペア | 月間使用量 (kWh) |
---|---|---|
1人暮らし | 30A | 155kWh |
2人暮らし | 40A | 255kWh |
3人暮らし | 50A | 400kWh |
この3つのパターンで、どのプランがどれくらいお得かをチェックしました。
比較項目
今回の調査では、**電気料金そのもの(基本料金+電力量料金+燃料費調整額など)**で比較しています。
※ただし、ポイント還元やキャンペーン特典は含まず、純粋な電気料金のみでの比較です。
- 基本料金:契約アンペアごとに定額でかかる料金
- 電力量料金:使った電力量(kWh)に応じてかかる料金
- 燃料費調整額、再エネ賦課金:変動要素も含めて計算しています
ポイント還元について
- ポイント還元制度については、別章で個別に紹介しています。
- まずは、純粋な電気料金での「どこが一番安いか?」を確認し、その後「ポイント還元を含めた場合どうなるか?」を検証していきます。
調査データは2025年4月時点のものを使用しています。
今後、料金改定や還元率の変更がある可能性もあるため、最新情報は各電力会社の公式サイトをご確認ください。
【使用量別】電気料金ランキング
・1人暮らし(30A/155kWh)の場合
結果一覧
順位 | 電力会社・プラン | 月額料金(税込) | 1位との差額 |
---|---|---|---|
1位 | auでんき 電気MプランD | 5,294円 | - |
2位 | ドコモでんき ベーシック | 5,295円 | +1円 |
3位 | ソフトバンクでんき おうちでんきT | 5,296円 | +2円 |
4位 | 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B | 5,298円 | +4円 |
5位 | 東京電力エナジーパートナー スタンダードS | 5,300円 | +6円 |
6位 | ドコモでんき グリーン | 5,795円 | +501円 |
7位 | ピントでんき | 6,245円 | +951円 |
8位 | 楽天でんき プランS | 6,294円 | +1,000円 |
分析
1位~5位までほとんど差がない!
上位5社は、わずか数円の差しかありません。
この段階では、正直どの会社を選んでも大きな違いはありません。
特に、**auでんき(電気MプランD)**がわずかに最安ですが、ドコモやソフトバンク、東京電力のプランとの差は本当に微々たるもの。
ドコモでんきグリーンは割高だけど、理由あり
ドコモでんきグリーンは、再生可能エネルギー由来の電力を使っているため、基本料金が高めに設定されています。
その分、環境に優しい選択をしたい方にはおすすめのプランです。
ただし、約500円の差があるため、料金重視の方は要注意です。
楽天でんきとピントでんきは割高
- 楽天でんき:基本料金0円という特徴がありますが、燃料費調整額などの影響で料金が高めに。
- ピントでんき:親会社が東京電力エナジーパートナーで、ポイント還元はありますが、料金面では高め。
1人暮らしのポイント
- 電気料金だけで見ると、上位5社に大きな差はなし。
- 料金+ポイント還元を考慮して選ぶのが賢い選択です。
(還元率については後ほど詳しく解説します)
・2人暮らし(40A/255kWh)の場合
結果一覧
順位 | 電力会社・プラン | 月額料金(税込) | 1位との差額 |
---|---|---|---|
1位 | auでんき 電気MプランD | 8,064円 | - |
2位 | ドコモでんき ベーシック | 8,065円 | +1円 |
3位 | ソフトバンクでんき おうちでんきT | 8,067円 | +3円 |
4位 | 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B | 8,070円 | +6円 |
5位 | 東京電力エナジーパートナー スタンダードS | 8,072円 | +8円 |
6位 | ドコモでんき グリーン | 8,565円 | +501円 |
7位 | ピントでんき | 9,245円 | +1,181円 |
8位 | 楽天でんき プランS | 9,294円 | +1,230円 |
1人暮らしの時とほぼ同じ傾向
- 上位5社の料金差は、最大でも8円と、今回もかなり接戦です。
- **auでんき(電気MプランD)**が再び最安値ですが、他社との差は本当にわずか。
使用量が増えると、楽天とピントの割高感が増す
- 使用量が増えて255kWhになると、楽天でんきとピントでんきの差がさらに広がります。
- 楽天でんきは約1,230円、ピントでんきも約1,181円ほど高くなりました。
ドコモでんきグリーンは依然として高め
- ドコモでんきグリーンは、やはり再生可能エネルギー由来の電気が理由で、約500円高め。
- ただし、**ポイント還元(最大12%)**を活用すれば、後で紹介する通り、実質料金は大きく下がります。
2人暮らしのポイント
使用量が増えるほど、ポイント還元の恩恵が大きくなるので、特にこのタイミングで選び方を見直すのがポイント!
使用量が増えても、基本の料金差は変わらず小さい。
料金+ポイント還元がカギになってくる段階です。
3人暮らし(50A/400kWh)の場合
結果一覧
順位 | 電力会社・プラン | 月額料金(税込) | 1位との差額 |
---|---|---|---|
1位 | auでんき 電気MプランD | 12,340円 | - |
2位 | ドコモでんき ベーシック | 12,345円 | +5円 |
3位 | ソフトバンクでんき おうちでんきT | 12,350円 | +10円 |
4位 | 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B | 12,360円 | +20円 |
5位 | 東京電力エナジーパートナー スタンダードS | 12,370円 | +30円 |
6位 | ドコモでんき グリーン | 13,365円 | +1,025円 |
7位 | ピントでんき | 14,145円 | +1,805円 |
8位 | 楽天でんき プランS | 14,294円 | +1,954円 |
分析
3人暮らしでも基本料金差はわずか
- 上位5社の料金差は最大でも30円程度。
- 1人暮らし、2人暮らしと同じく、auでんき(電気MプランD)が最安ですが、ドコモやソフトバンクもほとんど差がありません。
使用量が増えると、楽天とピントはさらに割高
- 使用量が400kWhになると、楽天でんきは約1,950円高く、ピントでんきも約1,800円高くなります。
- 家族が多いご家庭ほど、この差額は無視できなくなりますね。
ドコモでんきグリーンはここでも高め
- ドコモでんきグリーンも約1,000円高めですが、これには後ほど説明するポイント還元が大きく関わってきます。
- 還元を考慮しないと割高ですが、ポイント次第では一気にお得になる可能性があります。
3人暮らしのポイント
- 料金だけではほとんど差が出ないというのがここまでの共通点。
- ただし、使用量が増えるほど、楽天でんきやピントでんきは割高感が強まるため、電気料金を節約したい方は見直しをおすすめします。
ポイント還元を含めた実質的なお得度
ここからが本当の勝負どころです!
先ほどの料金比較では、どの電力会社も料金差はほとんどないことが分かりました。
しかし、各社が用意しているポイント還元を活用することで、実際の支払い額が大きく変わってくるんです。
ここでは、4大キャリアと東京電力グループのポイント還元制度を詳しく紹介します。
① auでんき
還元内容:Pontaポイント還元
還元率:
電気料金8,000円未満:0.5%
8,000円以上1万円未満:1%
1万円以上:3%(※一部対象外あり)
例)
月額電気料金が12,000円の場合 → 360円分のポイント還元(3%)
② ドコモでんき
還元内容:dポイント還元
還元率:
ベーシックプラン:0.5%~2%
グリーンプラン:1%~最大12%
※還元率は地域や支払い方法(dカード支払いなど)によって変動
ポイント💡
東京電力エリアだと、グリーンプランは最大12%還元!
環境に配慮した再生可能エネルギー利用で、高い還元率が設定されています。
例)
月額電気料金が12,000円、グリーンプラン12%還元 → 1,440円分のポイント還元
③ ソフトバンクでんき
還元内容:毎月の電気料金割引
割引額:
スマホ+ネット1回線ごとに月100円割引(最大2年間)
家族でソフトバンクを使っていれば、回線数分割引されます。
例)
4人家族でスマホとネットが全員ソフトバンク → 月最大400円割引
④ 楽天でんき
還元内容:楽天ポイント還元、楽天市場の買い物倍率アップ
還元詳細:
月の電気利用額が5,500円以上+楽天カード決済 → 楽天市場のポイント倍率**+0.5倍**
電気料金200円ごとに1ポイント付与
ポイント付与上限:楽天市場での還元は月1,000ポイントまで
例)
電気料金12,000円 → 60ポイント還元+楽天市場での買い物が+0.5倍(上限1,000ポイント)
⑤ 東京電力エナジーパートナー/ピントでんき
東京電力スタンダードS:毎月のログインで100ポイント付与(TポイントまたはPontaポイント)
ピントでんき:利用金額に応じて、最大1.5%のポイント還元
ポイント還元を加味したお得度まとめ
電力会社
還元率・内容
auでんき
最大3% Pontaポイント還元
ドコモでんき
最大12% dポイント還元(グリーンプラン)
ソフトバンクでんき
回線ごとに月100円割引(家族でお得)
楽天でんき
楽天市場 +0.5倍、200円ごとに1ポイント(上限あり)
東京電力
毎月ログイン100ポイント or 最大1.5%(ピントでんき)
実質料金が安くなるのは?
**ドコモでんきグリーンプラン(高還元率)**は、使用量が多いほど大幅にお得。
ソフトバンクでんきは、家族全員ソフトバンクユーザーなら固定割引でお得。
楽天でんきは、楽天市場を多用する人ならメリットはあるが、料金自体は高めなので注意が必要です。
おすすめの選び方
ここまで、電気料金そのものとポイント還元制度についてご紹介してきました。
「結局、どこを選べばいいの?」と迷う方も多いと思うので、ライフスタイル別のおすすめ選び方をご提案します!
① とにかく料金を安く抑えたい人
**auでんき(電気MプランD)**がおすすめ!
→ どの使用量でも最安(またはそれに近い)結果が出ていました。
→ **Pontaポイント還元(最大3%)**もあり、実質負担はさらに軽減。
② 使用量が多い家庭(2人以上、月200kWh超)の方
ドコモでんきグリーンプランが実質最強!
→ 月8,000円以上なら最大12%のdポイント還元。
→ 例えば電気代が12,000円なら1,440円分のポイントがもらえるため、実質最安になります。
→ 再生可能エネルギーを選びたい方にもピッタリ!
③ ソフトバンクユーザー&家族が多い方
ソフトバンクでんき(おうちでんきT)
→ スマホ+ネットの回線ごとに月100円割引されるので、家族4人なら毎月400円割引。
→ 料金も最安に近いため、回線契約が多いほどお得感がアップします。
④ 楽天ユーザー&楽天市場で買い物が多い方
楽天でんき(プランS)
→ 基本料金0円でシンプルな料金体系。
→ 電気料金に応じた楽天ポイント還元+楽天市場のポイント倍率+0.5倍の特典あり。
→ ただし、電気料金そのものは他社より高めなので、楽天市場でどれだけ買い物をするかがカギ。
→ 還元上限(1,000ポイント)もあるので、楽天経済圏ユーザーでも要チェック!
⑤ 現在、東京電力の従量電灯Bのままの方
絶対に一度見直すべき!
→ 他社と料金差はほとんどありませんが、ポイント還元がないため、実質的に損をしている状態。
→ au、ドコモ、ソフトバンクなどのキャリア電気に切り替えるだけで、料金はほぼ変わらずポイントが付くので、確実にお得になります!
⑥ 楽天でんきやピントでんきに加入中の方
要見直し!
→ 楽天でんき、ピントでんきは、料金自体がやや高めな傾向。
→ ポイント還元を含めても、他社の方が実質安いケースが多いです。
→ 使用量が多い家庭ほど、ドコモグリーンプランやソフトバンクでんきが有利になるので、乗り換えを検討しましょう。
ライフスタイル別まとめ表
タイプ
おすすめプラン
料金重視
auでんき(電気MプランD)
使用量多い家庭+還元重視
ドコモでんきグリーンプラン(最大12%還元)
ソフトバンクユーザー&家族多い
ソフトバンクでんき(おうちでんきT)
楽天経済圏ユーザー
楽天でんき(プランS)
東京電力のままの方
他社電気プランへの切り替え推奨
楽天でんき・ピントでんきの方
他社へ乗り換え検討推奨
まとめ
今回は、**スマホ4大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク、楽天)**が提供している電気料金プランを、東京電力エリアで徹底比較しました。
電気料金そのものの比較ポイント
料金だけを見れば、上位5社はほとんど差がない。
auでんき(電気MプランD)がわずかに最安でしたが、数円~数十円の差なので、単純な電気料金だけでの優劣はあまり気にしなくてOK。
実は大事なポイント還元制度
電気料金だけでなく、各社のポイント還元制度が実際の「お得度」を大きく左右します。
ドコモでんきグリーンプランは、使用量が多い家庭ほど還元率が高くなり、実質最安レベル。
ソフトバンクでんきは、家族全員ソフトバンクユーザーなら回線ごとの割引が魅力。
楽天でんきは楽天市場のポイント倍率アップが魅力ですが、料金自体は高めなので、しっかり見極めが必要。
見直すべき人は?
東京電力 従量電灯Bやピントでんきに加入している方は、乗り換えを検討すべきです。
楽天経済圏ユーザーであっても、**楽天でんきが本当にお得か?**はしっかり確認しましょう。
迷ったらこれ!
ライフスタイル
おすすめプラン
料金重視&シンプルがいい
auでんき(電気MプランD)
使用量が多くてポイント重視
ドコモでんきグリーンプラン(最大12%還元)
ソフトバンクユーザー家族
ソフトバンクでんき(おうちでんきT)
楽天市場ヘビーユーザー
楽天でんき(ポイント倍率+0.5倍)
詳しくは、こちらの動画でも解説しています👇
📺 【スマホ4大キャリアの電気料金比較】本当にお得なのか調べてみた!
動画では、さらに具体的な計算例や還元額のシミュレーションを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
電気料金は、毎月かかる固定費だからこそ、見直すだけで大きな節約につながります。
「最近、電気料金が上がったな…」と感じている方は、ぜひ今回の情報を参考に、自分に合ったプランを見つけてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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