項目 | 日産サクラ | 日産リーフ |
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軽自動車 | コンパクトカー | |
新車価格 | S グレード: 233.3万円 X グレード: 259.9万円 G グレード: 308.2万円 | 40kWh車 X: 370.9万円 G: 407.7万円 62kWh車 (e+): X: 422.5万円 G: 480.6万円 |
中古車価格 | S: 136万円〜190万円 X: 116万円〜269万円 G: 145万円〜278万円 | X: 87万円〜364万円 G: 89万円〜311万円 e+ X: 161万円〜456万円 e+ G: 159万円〜456万円 |
バッテリー容量 | 20kWh | 40kWh / 62kWh |
航続距離(WLTC) | 180km | 322km / 458km |
最高出力 | 47kW (64PS) | 110kW (150PS) / 160kW (218PS) |
最大トルク | 195Nm | 320Nm / 340Nm |
電費(WLTC) | 9.0km/kWh | 8.0km/kWh / 7.4km/kWh |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1655mm | 4480×1790×1540mm |
車両重量 | 1070kg | 1490-1520kg |
乗車定員 | 4名 | 5名 |
急速充電最大受入能力 | 30kW | 50kW |
サクラは軽自動車規格のEVで、コンパクトなサイズと優れた電費が特徴です。一方、リーフはより大きなバッテリー容量と航続距離を持ち、高い出力と広い室内空間を提供します。
両モデルともEVならではの静粛性と力強い加速を備えていますが、サイズと用途に応じて性能が最適化されています。サクラは都市部での日常使用に適しており、リーフはより長距離走行にも対応可能です
サクラとリーフの充電時間はどれくらい
日産サクラとリーフの充電時間について、普通充電と急速充電の場合で比較します。
普通充電の場合
日産サクラ(バッテリー容量20kWh)
- 残量10%から100%まで充電する場合、約6.2時間
- 普通充電の受入最大能力は2.9kW
日産リーフ(バッテリー容量40kWh)
- 残量10%から100%まで充電する場合:
- 3kW充電器で約12時間
- 6kW充電器で約6時間
急速充電の場合
日産サクラ
- 急速充電の受入最大能力:30kW
- 30分の充電で約10〜12kWh(バッテリー容量の50〜60%)充電可能
日産リーフ(40kWhモデル)
- 急速充電の受入最大能力:50kW
- 30分の充電で約20kWh(バッテリー容量の50%)充電可能
充電時間の目安(バッテリー残量警告灯点灯時から80%まで)
日産サクラ
- 50kW急速充電器使用時:約30分
日産リーフ(40kWhモデル)
- 50kW急速充電器使用時:約40分
実際の充電時間は、バッテリーの残量、温度、充電器の性能などの要因によって変動する可能性があります。また、急速充電の場合、多くの充電スポットでは1回の充電時間を30分までに制限していることが多いため、注意が必要です。
軽自動車とコンパクトカーでは年間の費用はどのくらい違う?
軽自動車とコンパクトカーの年間維持費には、およそ20万円から25万円程度の差があります。具体的な比較は以下の通りです:
年間維持費の比較
軽自動車
- 年間維持費の平均:約25万円~30万円
- 具体例:25万1,120円
コンパクトカー
- 年間維持費の平均:約30万円~35万円
- 具体例:29万7,165円
主な費用の内訳と差額
- 自動車税(種別割)
- 軽自動車:10,800円
- コンパクトカー:25,000円~34,500円
差額:約14,200円~23,700円
- 自動車重量税(年間換算)
- 軽自動車:3,300円
- コンパクトカー:8,200円~12,300円
差額:約4,900円~9,000円
- 燃料費
- 軽自動車:約58,000円~81,000円
- コンパクトカー:約71,000円~101,000円
差額:約13,000円~20,000円
- 保険料(任意保険)
- 軽自動車:約50,000円~80,000円
- コンパクトカー:約65,000円~85,000円
差額:約5,000円~15,000円
- 車検・メンテナンス費用
- 軽自動車:約60,000円~62,000円
- コンパクトカー:約74,000円~75,000円
差額:約12,000円~15,000円
これらの主要な費用を合計すると、軽自動車とコンパクトカーの年間維持費の差は約50,000円~80,000円程度になります。ただし、個人の使用状況や車種によって実際の費用は変動する可能性があります。総じて、軽自動車はコンパクトカーと比較して年間20万円から25万円程度の維持費を節約できると言えます。
サクラとリーフを安く買うにはどうしたらいい?
補助金と減税の活用
- 国の補助金
- サクラ: 55万円
- リーフ: 40kWh車で78.6万円、60kWh車で85万円
- 自治体の補助金
- 地域によって異なるが、例えば東京都では最大70万円
- エコカー減税
- 自動車重量税が全額免除
- 自動車税環境性能割が非課税
- グリーン化特例
- 翌年の自動車税種別割が75%軽減
値引き交渉
- サクラ: 新型車のため値引きは難しいが、5〜10万円程度の値引きは可能
- リーフ: モデル後期のため、大幅な値引きが可能。同セグメントの他車種と競合させると有利
サブスクリプションの利用
日産の「おまとめプラン」を利用すると:
- 初期費用ゼロで乗り始められる
- 税金、保険、メンテナンス費用が月額料金に含まれる
中古車の検討
- リーフの中古車: 2018年式の40kWh車で約180〜240万円
- サクラと同価格帯で、より上位グレードや航続距離の長いモデルが選択可能
キャンペーンの活用
- 日産の期間限定キャンペーンを利用
- 例: おまとめプランでのキャッシュバック(サクラ: 55,000円、リーフ: 100,000円)
タイミングの選択
- 決算期(3月、9月)や新型発売前にディーラーを訪問
- 在庫車や展示車を狙う
これらの方法を組み合わせることで、サクラとリーフをより安く購入することができます。特に補助金の活用と適切な交渉が重要です。中古車を検討する場合は、バッテリー状態の確認を忘れずに行いましょう。
日産サクラのバッテリー
バッテリー容量と航続距離
- バッテリー容量は20kWh
- カタログ上のWLTCモードでの航続距離は約180km
- 実際の走行可能距離は気温や運転状況により変動し、おおよそ110〜130km程度
バッテリーの劣化と寿命
- 日産はバッテリー容量を8年または16万kmまで保証している
- 実際の使用例では、2年間で約35,000km走行後もバッテリー劣化は約1%程度と報告されている
- バッテリーの健全度を示すSOH (State of Health) 値で劣化状態を確認可能
充電特性
- 普通充電(200V)では満充電まで約8時間
- 急速充電では約40分で80%まで充電可能
- バッテリー残量が50%を超えると充電速度が徐々に低下する
バッテリー管理のコツ
- 日常的には30〜80%程度の充電量を維持するのが望ましい
- 満充電状態での長時間放置は避ける
- 極端な高速走行や急加速を控えめにする
サクラのバッテリーは、日常的な使用であれば十分な性能を発揮し、適切な管理により長期間使用できることが期待されます。