
「カブアンドでんきって安いの?」「オール電化でも使える?」そんな疑問にお答えします。
カブアンドでんきは、ZOZO創業者の前澤友作さんが2024年11月にリリースした新しい電力サービスです。サービス開始から間もないものの、すでに注目を集めています。本記事では、料金の安さ・仕組み・オール電化対応など、気になるポイントをわかりやすく解説します。
カブアンドでんきの料金は高い?安い?
結論から言えば、大手電力会社(東京電力など)の標準プランから切り替えれば、電気料金は安くなる可能性があります。
具体的には、東京電力「従量電灯B」と比較すると…
- 基本料金:同額
- 電力量料金(使用量に応じた単価):
- 〜120kWh:0.01円安い
- 120〜300kWh:0.2円安い
- 300kWh以上:0.5円安い
大きな差ではありませんが、使用量が多い家庭では年間で見るとそれなりに差が出る可能性があります。
ただし注意点として、燃料調整額に上限がないため、原油やLNG価格が上がると電気料金に反映されやすくなる点はデメリットとも言えます。
特に関西電力・九州電力エリアでは、他社が上限設定をしている中で、カブアンドはそれがないため、結果的に高くなる可能性もあるので注意が必要です。
オール電化住宅に対応してる?
現時点(2025年3月)では、オール電化専用プラン(深夜電力が安くなるようなプラン)は提供されていません。
そのため、「電化上手」や「スマートライフプラン」など、夜間割引を活用している方には不向きです。
オール電化住宅にお住まいの方は、以下のどちらに当てはまるかで検討してみましょう。
- 昼間に電気を多く使う → カブアンドでんきが向いている可能性あり
- 深夜中心の使用が多い → 現状のプランを維持する方が安心
カブアンドでんきのユニークなメリット
電気料金が安くなる可能性がある以外にも、ユニークな特典があります。
✅ 株がもらえる!
- 電気料金の1〜2%が「株式会員券」として還元
- 通常会員:1%、プラス会員(500円/月):2%
- たまった会員券は「株式(仮想株)」と交換可能
- 株価は1株あたり5円(2025年4月予定)
つまり、電気を使えば使うほど“資産”がたまる、ちょっと夢のある仕組みです。
✅ 契約期間の縛りなし&解約金ゼロ!
「合わなかったらやめればいい」という柔軟さも魅力。
デメリットもある?
もちろん、注意点もあります。
- ガスやインターネットなどとの「セット割」がない
- もらえる株が将来どうなるかは不透明
- 関西・九州エリアでは割高になる可能性あり
- オール電化住宅向けプランがない
どんな人におすすめ?
✅ 初めて電気を切り替える人(電力会社を一度も変えていない)
✅ 東京電力など大手電力の標準プランを使っている人
✅ 電気を昼間に多く使う家庭
✅ 株式投資や資産形成に興味がある人
逆に、オール電化住宅で夜間電力重視の方や、関西・九州エリアの方は慎重に検討した方が良いかもしれません。
まとめ:安さ+「資産づくり」に興味があるならアリ!
カブアンドでんきは、料金の安さだけでなく「株がもらえる」という面白い特典があるのが最大の特徴。これから資産形成を始めたい方や、新しいサービスを試したい方にはおすすめです。
気になる方は、ぜひ公式サイトでシミュレーションしてみてください。
🎥 もっと詳しく知りたい方へ
カブアンドでんきのメリット・デメリットを動画でも解説しています!
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