シン・エナジーの電気料金の評判は?実際に申し込んでみたメリット・デメリット

シン・エナジーの電気料金の評判は?実際に申し込んでみたメリット・デメリット

シン・エナジーに切り替えると電気代は本当に安くなるの?
どんな料金プランがあるの?

そんな疑問を実際に2025年5月にシン・エナジーに契約した経験をもつ自分の経験を交えてわかりやすくお答えします。

結論から言うと、シン・エナジーでんきは多くの家庭でお得になる新電力です。
特に電気使用量が少ない一人暮らしや2人暮らしの方にオススメです。
契約する前に実際に100プラン以上忖度なしで調査した結果、最も安かったのがシン・エナジーでした。

この記事内では、実際に契約した方の口コミや、他の新電力会社との料金比較も紹介しています。
電気代の見直しを考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

結論だけ知りたい人は
シン・エナジーでんきは
106プラン調べた結果もっとも安い電気料金プラン
でおすすめ!

記事を書いた人・監修者
電気料金プラン最安値斎藤
斎藤かずま

固定費を安く抑えたくて
電気・ガス・ネットの最安値を2021年からブログとyoutubeで紹介。
youtube登録者は5500人突破、
対面で300人以上・最高で月5万円の節約するなど、
電気料金・ガス料金の見直しに関して多くの経験・実績を持つ。

高い?安い?シン・エナジーと東京電力EPを比較

ここでは、電気代の数値を明確に比較し、どこが安いのかを徹底的に掘り下げていきます。
比較をするのは、シン・エナジーでんききほんプラン
大手電力会社の東京電力EP 従量電灯Bと比較をします。

基本料金を比較

まずは基本料金を比較。
基本料金は、電気を使っても使わなくてもかかる料金。

基本料金東京電力EP
従量電灯B
安い!
シン・エナジーでんき
きほんプラン
10A311.75円
15A467.63円
20A623.50円
30A935.25円796.06円
40A1,247円1,061.41円
50A1558.75円1,326.76円
60A1870.50円1,592.12円

シン・エナジーでんきは、アンペア数が30A以降の人が対象となります。
30A以上使う人は、シン・エナジーでんきが安かったです!

電力量料金を比較

続いては、電力量料金
電力量料金は、電気を使用した分だけかかる料金です。

電力量料金東京電力EP
従量電灯B
安い!
シン・エナジーでんき
きほんプラン
最初の120kWhまで
(第1段階料金)
29.80円19.67円
120~300kWhまで
(第2段階料金)
36.40円24.78円
上記超過
(第3段階料金)
40.49円27.71円

例えばですが、1ヶ月100kWh使った場合
東京電力EPは、2,980円かかりますが
シン・エナジーでんきは、1,967円になります。
その差は、1013円
つまり…シン・エナジーでんきはめちゃくちゃ安い結果となります。

燃料費調整額or電力調達調整費を比較

続いては、燃料費調整額or電力調達調整費です。
こちらは、簡単に言うと電気を作ったり、仕入れにかかる料金で毎月料金が変動します。

燃料費調整額or
電力調達調整費
安い!
東京電力EP
従量電灯B
シン・エナジーでんき
きほんプラン
2025年6月1日-6.39円0.00円
2025年5月1日-6.19円0.00円

こちらは、東京電力EPが安い結果となりました。

容量拠出金相当額を比較

最後は、容量拠出金相当額です。
あまり馴染みがない単語ですが、将来の電力不足を防ぐための「発電所の維持費用」を間接的に負担するお金です。

容量拠出金相当額
円/kWh(税込)
安い!
東京電力EP
従量電灯B
シン・エナジーでんき
きほんプラン
2025年度0円0.64円
2024年度0円1.65円

こちらは、東京電力EPが安い結果となりました。
これらの数値を使って、実際に世帯別の電気料金がいくらになるのか見ていきましょう!

数字でわかる!シン・エナジーが高いか世帯別調査!

先程の料金表の比較だけではどのくらい安くて高いのかわかりにくいと思います。
では実際にどのくらい電気料金の差額になるのか見てみましょう!

今回は、2025年6月時点に
ひとり暮らしから4人暮らしまでの平均使用量から「東京電力EP」と
私が契約している「シン・エナジーでんき」で世帯別の比較をしてみましょう。
調査した世帯別の数値は以下のとおりです。

世帯人数アンペア数電気使用量 (kWh/月)
1人暮らしの場合30A150kWh
2人暮らしの場合40A270kWh
3人家族の場合50A390kWh
4人家族の場合60A540kWh

そして、気になる結果はこちら

電気使用量
小数点切捨
東京電力EP
従量電灯B
超安い!
シン・エナジーでんき
きほんプラン
1人暮らし
30A 150kWh
5,168円4,519円
毎月649円お得
2人暮らし
40A 270kWh
9,500円8,253円
毎月1247円お得
3人家族
50A 390kWh
14,199円12,252円
毎月1947円お得
4人家族
60A 540kWh
20,150円17,293円
毎月2857円お得

比較してみた結果、電気使用量によりますが、
シン・エナジーでんきに乗り換えたほうがおすすめです!
毎月650円から2,800円近く、電気料金を節約することが可能です。
年間にすると7,800円から33,600円も電気代がお得になります!

電力会社乗り換えるだけでこれだけ違うのすごい!
これらの結果から2025年に私は、シン・エナジーのきほんプランに申し込みました。

シン・エナジーとは|基本情報

シン・エナジーとは|基本情報

シン・エナジーは、新電力会社の「シン・エナジー株式会社(旧:洸陽電機)」が提供しているサービスです。

特徴は、世帯人数やライフスタイルに合わせて選べる多彩な料金プランがあること。
特に、一人暮らしの方にも嬉しい、電気代を抑えやすいプランが用意されています。

総合評価
★★★★★
運営会社名シン・エナジー株式会社
供給エリア北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア・沖縄電力エリア
電気ガスセット割なし
オール電化住宅向けプランなし
調整費用の種類電源調達調整費
※日本卸電力取引所の市場価格と連動(沖縄電力エリアのみ、上限なしの燃料費調整額)
契約手数料なし
解約金・違約金なし
クレジットカード利用可能
ポイント還元電気代の支払い額200円につき、JALマイルが1マイル貯まる

シン・エナジーの電気料金プラン

シン・エナジーでは、全国どの地域でも選べる電気料金プランをいくつかご用意しています。
主に、次の3つのプランがあります。

  1. きほんプラン
    一般家庭向けの標準的なプランです。
    従来の大手電力会社が提供していた「従量電灯」プランに相当します。
    電気の使用量に応じて料金が変わります。
  2. 【夜】生活フィットプラン
    夜の時間帯に電気をよく使うご家庭におすすめです。
    平日23時~翌朝6時休日22時~翌朝8時の電気料金が安く設定されています。
    使用量に関係なく、料金単価は一律です。
  3. 【昼】生活フィットプラン
    昼の時間帯に電気を多く使う方に適しています。
    平日9時~16時休日8時~22時の時間帯が割安になります。
    こちらも、電気の使用量にかかわらず、料金単価は一定です。

3つうちのプランがよいかわからない人はひとまず、きほんプランに申し込むのがおすすめです。

シン・エナジーはお申込み後、毎月プランの変更が可能
検針日ごとでプランの変更ができるんです。
毎月の使い方で自分が最も安いプランが見えてきます!
100プラン以上の電力会社を見てきましたが、こんな最適なプランを提案してくれるのはシン・エナジーだけすごい便利な機能だと思います。

シン・エナジーの電気料金のしくみ

シン・エナジーの電気料金は、エリアによって算定方法が異なります
ここでは、沖縄電力エリア以外と、沖縄電力エリアに分けて説明します。

  • 全国
  • 沖縄
  • 基本料金(最低料金)

    電力量料金

    電源調達調整費

    容量拠出金

    再生可能エネルギー発電促進賦課金

    電源調達調整費に含まれる「電源調達調整単価」は、
     電気を仕入れる市場の価格に連動しており、毎月変動します。

  • 基本料金(最低料金)

    電力量料金

    燃料費調整額

    容量拠出金

    再生可能エネルギー発電促進賦課金

    燃料費調整額は1カ月ごとに変動します。また、シン・エナジーでは燃料費調整額の上限を設定していません。

  • 容量拠出金(ようりょうきょしゅつきん)は、電気を安定して届けるために必要な発電所の“確保コスト”で1年毎に変動します。

シン・エナジーの電気料金表

こちらで紹介してもいいのですが、公式サイトに記載されてることを掲載するのみで大きな差別化ができないため
最新の料金料は公式サイトよりチェックして下さい。

シン・エナジーの電気の評判・口コミ・満足度

シン・エナジーの電気の評判・口コミ・満足度

良い口コミとしては、安くなったという声が非常に多かったです。

悪い口コミとしては、毎月変動する電源調達費単価が高いときの口コミがいくつかありました。
ただ、電源調達費単価が高いときでもシン・エナジーのほうがお得なので、結果満足されてる方が多いようです。

シン・エナジーのメリット・デメリット

シン・エナジーを検討している方のために、主なメリット・デメリットをまとめました。
自分のライフスタイルやニーズに合うかどうか、チェックしてみましょう。

メリット
  1. 生活スタイルに合わせたプランが選べる
    シン・エナジーには、「【昼】生活フィットプラン」「【夜】生活フィットプラン」など、電気を使う時間帯に合わせてお得に使えるプランがあります。
    ナイトタイム(夜間割安):平日23時~翌6時/休日22時~翌8時
    デイタイム(昼間割安):平日9時~16時/休日8時~22時
    ライフタイム:そのほかの時間帯(平日6時~9時、および16時~23時)
    👉 たとえば、夜型の生活なら「【夜】生活フィットプラン」、昼間によく電気を使うなら「【昼】生活フィットプラン」がおすすめです。
  2. JALマイルが貯まる
    電気代200円(税・再エネ賦課金を除く)ごとに、JALマイルが1マイル貯まります。
    さらに、支払いにJALカードを使えば、電気代によるマイル+カード利用分のマイルの二重取りも可能です!
  3. 解約金がかからない
    契約期間の途中で解約しても、解約金は一切かかりません
    お試し感覚で契約して、自分に合わなければ気軽に切り替えられるのも安心ポイントです。
デメリット
  • 20A以下は契約できない
    アンペア制エリアでは、30A以上でないと契約できません
    そのため、一人暮らしや電気使用量の少ない世帯(10~20A)では利用できない場合があります。
  • 市場価格の高騰で電気料金が上がる場合がある
    シン・エナジーの料金には、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動する電源調達調整費が含まれています。
    そのため、市場価格が高騰すると、電気代も上がる可能性があります。
  • オール電化住宅向けプランがない
    オール電化向けの専用プランは用意されていません。
    そのため、オール電化住宅の方がシン・エナジーに切り替えると、かえって電気代が高くなることがあります。

シン・エナジーの契約方法と手続きの流れ

これからシン・エナジーに乗り換えたいとお考えの方に向けて、契約の流れや必要な情報をわかりやすくご紹介します。

🔄 現住所での切り替えはとっても簡単!

現在お住まいの住所で、シン・エナジーに切り替える場合は、

面倒な手続きは一切不要!
・現在の電力会社への解約連絡 → 不要
・初期費用・事務手数料 → 無料
・電気工事 → 不要

以下の3ステップで完了します。

STEP
STEP
STEP

🚚 引越し先でシン・エナジーを契約する手続き方法

引越しに伴って、新居でシン・エナジーと初めて契約する場合は、次のとおりです。

・現在の電力会社への解約連絡 →必要
・初期費用・事務手数料 → 無料
・電気工事 → 不要

以下のステップで進めてください。

STEP
STEP

申し込み期限:使用開始予定日の3営業日前まで

シン・エナジーの乗り換えでよくある質問

Q
電気の品質・安定性
シン・エナジーに切り替えると停電は増えるの?
A

いいえ、増えません。
シン・エナジーに切り替えても、電線・電柱などのインフラは地域の一般送配電事業者(東京電力や関西電力など)が管理しており、停電リスクや電気の質に変化はありません。
ご家庭では今まで通り、安定した電気の供給を受けられます。

Q
住まいに関する契約
アパートやマンションなどの賃貸住宅でも契約できますか?
A

はい、可能です。
個別契約のメーターが設置されていれば、賃貸でもシン・エナジーへ切り替えできます。
ただし、建物全体が高圧一括受電契約(大家さんや管理会社がまとめて契約)している場合は、切り替えできません。

🔍不明な場合は、不動産会社や管理会社に確認してみましょう。

Q
法人利用
法人でもシン・エナジーを利用できますか?
A

はい、法人契約にも対応しています。

  • 低圧電力プラン:小規模店舗や事務所向け
  • 高圧電力プラン:工場・大型施設向け(市場連動型)

詳細は、シン・エナジー公式サイトまたは法人向け窓口で確認・相談することをおすすめします。

実際に申し込んでみた

僕が実際にお申し込みをした流れを動画で紹介しました。
クリックしていただくと13分13秒からスタートして解説が始まります。
お申し込みの前にぜひ一度ご確認下さい。

シン・エナジーの評判とメリット・デメリットまとめ

シン・エナジーは、一人暮らしや少人数世帯にとって、電気代を大幅に節約できる非常におすすめの新電力会社です。
特に「きほんプラン」は、他社と比較しても料金が安く、柔軟なプラン変更も魅力です。

メリット
  • 基本料金・電力量料金ともに東京電力よりも安く設定されている
  • 自分の生活スタイルに合わせて毎月プラン変更が可能
  • 解約金なし・手数料なしでお試し感覚で契約できる
  • JALマイルも貯まる特典つき

年間で見ると、最大33,600円の節約が可能です。これだけでも乗り換える価値は十分にあります。

また、「生活フィットプラン(昼・夜)」もあり、時間帯に応じて電気料金を安くできる工夫ができるのも大きな魅力です。

デメリット
  • 30A以上でないと契約できないため、20A以下の契約者は対象外
  • 市場価格が高騰すると電気代が上がるリスクがある(電源調達調整費に連動)
  • オール電化住宅向けの専用プランはなし

「とにかく安くしたい」「自由にプランを切り替えたい」という方にとって、シン・エナジーは非常に優れた選択肢です。
電気代を少しでも安くしたい!節約したい方は、ぜひ一度、シンエナジーの公式サイトをご確認ください。

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