ここでは蓄電池と蓄電器の違いについてカンタンにご説明します。

結論から言うと同じ意味です。

一般的には蓄電池が一般的な使い方されています。

蓄電器という人は少数派となります。

蓄電池とは

蓄電池とは、一回限りではなく充電して何回でも使用できる電池のことです。
二次電池や充電式電池とも呼ばれます。

ボクらがよく使われる一般的な単三電池などは一次電池といい、放電のみで使いきりです。
対して、蓄電池は二次電池と呼ばれます。

二次電池は、スマートフォンのバッテリーやEVカーなどに使われています。

電気は発電するよりも蓄えることが難しいとされています。

ただ、東日本大震災の時、災害時の停電や電力不足時の非常用電源として電気を蓄えることの出来る「蓄電池」に注目が集まりました。

蓄電池の市場は2015年が500億円くらいでしたが2025年には2,407億円規模になるとの見方もあり大きく成長していっています。

 

家庭用蓄電池とは?

家庭用蓄電池は蓄電容量は1kWh台から15kWhまでが主流となっています。

※1kWhは電子レンジ600Wを60分間使えるイメージです。

 

価格は容量や仕様、メーカーなどで異なり、数十万円台から200万円台まで幅広く設定されています。

実際に家庭用蓄電池を導入する際は、経済産業省の補助金制度を利用することで、販売価格よりも安く購入することが可能です。

家庭用蓄電池の他に業務用蓄電池があります。

ただ一般家庭では家庭用蓄電池で十分です。

業務用蓄電池は、工場やオフィス用であり10数kWhから20kW台のものが一般的です。

業務用蓄電池は設置に数百万!規模によっては1000万円を超えます。

 

として使われている蓄電池には、大きく分けると定置式蓄電池と移動式蓄電池に分かれます。

蓄電器とは

蓄電器とは、電気エネルギーを貯えるもの、普通、充電可能の電池(車のバッテリーとか携帯電話のリチウム電池)とか大容量のコンデンサなどがあります。
充電器は、その蓄電器に電気を供給するもの。家庭に来ているAC100Vとか車の発電機とか太陽電池からのエネルギーを制御して蓄電器に適した電流で蓄電器に充電する機器を言います。

 

充電と蓄電の違い

充電とは、蓄電池などに電流を流すことで電気エネルギーを蓄積させることを言う。

蓄電とは、蓄電池が供給された電気エネルギーを蓄積することを言う。

スマホで例えてみましょう。

 

スマホの充電器で考えると、

電源コンセントから、スマホに刺すケーブルまでが充電器。

スマホに組み込まれているバッテリーが電気をエネルギーに変換してバッテリー内に蓄えているのが蓄電池。

となります。

 

 

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