老後の電気代の平均っていくらくらい?

定年退職して、家の中に居る時間が長くなると、光熱費が気になります。
今回は「家計調査報告2021年」、65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の以下の表を参考に毎月どのくらいかかるのかみていきましょう。

出典:「家計調査報告2021年」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)

動画で紹介

65歳以上の夫婦のみの無職世帯の電気代

2人3人4人以上
電気代9,128円11,126円13,711円

電気代の部分だけ見てみると集計結果は上記のようになります。
一人暮らしの結果が乗ってないのですが上記の結果を見るとおおよそ予想が付きます。
2人から3人に増えた時、1,998円増える
3人から4人に増えた時、2,585円増える
このことから中間をとってひとり増えると2291.5円くらい変化すると考えられます。
※計算式(2,585+1,998)/2

つまり一人暮らしの電気代は6836.5円ほどの想定です。
※9,128-2291.5

1人2人3人4人以上
電気代6836.5円9,128円11,126円13,711円

2023年は電気代の高騰が考えられるのでこの電気料金から2~3割値上がりすると想定しておくと安全です。
3割アップで考えてみましょう。

1人2人3人4人以上
2023年の電気代予想8887.45円11866.4円14463.8円17824.3円

どの家庭も2000~3000円程度の電気代がアップします。

65歳以上の夫婦のみの無職世帯の電気使用量

2021年の電気料金から大体の使用量を計算してみましょう。
今回は、1kWhあたり30円 基本料金0円で計算しました。
2021年は2023年の時と比べて電気代はお得のため上記の計算で数値は出ると考えております。

1人2人3人4人以上
電気使用量227.8kWh304.2kWh370.8kWh457kWh

一人暮らしの平均電気使用量が180~200kWh程度なのでやはり少し多めに使っていると考えられます。

電気代が高い理由

住居が広い

2019年の65歳以上2人以上の世帯の持ち家率は、なんと92.3%となっています。
子育て時代に購入した1軒家など昔の家にそのまま住み続けて、子どもが独立していき夫婦2人だけの世帯になったときに、余分な空間が増えてます。
部屋数が多かったり、間取りが広すぎるなどの理由で冷暖房や照明の無駄が多くなって、電気代が余計にかかってる可能性があります。

在宅時間が増える

これまで仕事をしていたのに、退職後は家にいる時間が増えると自然と電気を使う量も増えます。

体の変化

高齢になることで、視力の低下や体調の変化が起こりやすくなります。
健康的な生活をするために、電気を使用する機会が増えて電気代が余計にかかる場合があります。

老後の電気代を節約する方法

単身の方なら電気の節約方法を1つずつ試してもらいましょう。

2人暮らし以上の方は、家族の方と話し合ってできる範囲の節約から始めてみてください。

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