【テレワーク】電気代が支給されない!会社への請求方法と、個人でできる「年間1万円削減」の裏技

「在宅勤務が増えて通勤は楽になったけど、電気代の請求を見て青ざめた」 「会社のために家で仕事してるのに、これって自腹なの?」
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
仕事で使うPC、モニター、照明、そして何より長時間稼働させるエアコン。これらはすべて業務に必要なものなのに、「会社から電気代が支給されない(手当がない)」という悩みを持つ方が急増しています。
「実質的な賃下げでは?」と納得できないあなたへ。 今回は、電気・ガスのおすすめ紹介サイトを運営する私が、会社に対して電気代を適正に請求するための「国税庁公認」の計算式と、会社が動いてくれない場合に自力で固定費をガツンと下げる「最強の自衛策」を徹底解説します。
テレワークの電気代、会社負担は「義務」じゃない?

まず残酷な現実ですが、労働基準法などの法律上、会社には在宅勤務の光熱費を負担する法的な義務は明記されていません。
ただし、「業務に必要な費用を従業員に負担させる場合」は、就業規則(賃金規程)にその旨を記載する必要があります。多くの企業では、このあたりのルール整備が追いついておらず、「なんとなく個人の負担」というグレーゾーンになっているのが現状です。
なぜ会社は「電気代」を出したがらないのか?
最大の理由は「計算が面倒くさいから」です。 家庭の電気代の中から、「業務で使った分」と「プライベートで使った分」を明確に分けるメーターはありません。経理担当からすれば、「公私混同の請求をされるリスク」を恐れて、実費精算を嫌がる傾向にあります。
会社に「電気代」を正当に請求する3ステップ

それでも「納得がいかない!」「うちは就業規則があいまいだ!」という場合、会社へ働きかけるには以下のステップが有効です。
特に「ステップ2」の計算式は、交渉の強力な武器になります。
ステップ1:就業規則を確認する
まずは会社のルールブックを確認しましょう。「在宅勤務時の費用負担」に関する項目はありますか? もし「会社が負担する」とあるのに支払われていないなら、即請求可能です。
ステップ2:国税庁の指針をもとに「根拠ある金額」を提示する
「電気代が高いから払ってください」では通りません。
国税庁が公表している「在宅勤務に係る費用負担等に関するFAQ」に基づいた、以下の計算式を使いましょう。
【国税庁が認める、業務使用分の電気代計算式】

※上記は簡便な計算方法の一例です。
実際に計算してみると…(例)
- 月の電気代:12,000円
- 仕事部屋の面積:全体の20%(0.2)
- 月の勤務日数:20日(月30日換算)
- 係数:1/2(睡眠時間を除いた生活時間のうち、労働時間が半分と仮定)

いかがでしょうか?
「えっ、計算がめちゃくちゃ面倒なわりに、たった800円…?」
そう思った方も多いはずです。
ステップ3:「手当」として交渉する
上記の計算を毎月やるのは、あなたにとっても経理にとっても地獄です。
現実的な交渉術としては、**「計算が煩雑なので、通信・光熱費補助として一律月額3,000円の手当を新設してほしい」**と、労働組合やチーム単位で提案するのが最もスマートです。
会社が変わるのを待つより「電力会社」を変えるべき理由

ここまで会社への交渉術をお伝えしましたが、正直に言います。 会社の制度を変えるには、膨大な時間とエネルギーがかかります。
- 「前例がない」と却下される
- 検討中のまま半年過ぎる
- 苦労して認められても、月数百円の微々たる額
そんなストレスを抱えながら高い電気代を払い続けるのは、精神衛生上よくありません。 会社が出してくれないなら、**「自分の家の電気代単価そのものを下げて、実質的な手取りを増やす」**ほうが、圧倒的に早く、確実です。
テレワーク民は「東電のワナ」にハマっている?
特に東京電力エリアにお住まいの方に知ってほしいのが、日本の電気代特有の**「3段階料金制度」**です。
- 少ししか使わない分(安い)
- 平均的な使用分(普通)
- 使いすぎた分(高い!)
電気代は、使えば使うほど単価が高くなる仕組みになっています。 テレワークで一日中家にいてエアコンやPCを使っているあなたは、知らず知らずのうちに一番高い「第3段階料金」の電気を大量に買わされている可能性が高いのです。
つまり、「たくさん使っても単価が上がりにくい電力会社」を選べば、生活を変えずに節約が可能になります。
テレワーク民に「シン・エナジー」一択な理由
「じゃあ、どこがいいの?」 数ある新電力会社の中で、私が心からおすすめで私自身も加入している「シン・エナジー」です。
なぜ、シン・エナジーがテレワークに最強なのか。理由は明確に4つあります。
① 【生活フィットプラン】がテレワークと相性抜群
シン・エナジーには、ライフスタイルに合わせてプランを選べる特徴がありますが、中でも注目なのが**「生活フィットプラン」**です。
このプランの最大の特徴は、「平日の昼間(9時〜18時)」の電気代単価が安く設定されていること。
- 通常の電力会社: 時間帯に関わらず一定、または昼間が高い。
- シン・エナジー(生活フィット): 平日9時〜18時が安い!
これ、まさにあなたがテレワークをしている時間帯ですよね? 仕事でエアコンやPCを使っている「その時間」の単価が下がるので、在宅勤務者にとってこれほど理にかなったプランはありません。 (※夜間や休日は少し割高になる設定ですが、平日の日中在宅がメインであれば、トータルで安くなるケースが多いです)
② 基本料金・従量料金のムダをカット
もちろん、基本料金の設定も良心的です。 東京電力の「従量電灯B」などと比較しても、無駄なコストを削ぎ落とした料金体系になっています。特に「第3段階(使いすぎた分)」の単価設定を見直すことで、電気を多く使う月ほどお得感が出やすい設計になっています。
実際にチャンネル登録者5000人突破している私のチャンネルで電気料金の最安値ランキングを作ったところ
100近くあるプランの中からシン・エナジーは、ほぼ1位!時々調整単価でランクを下げる月もありますが常に上位TOP10にいます!
③ 解約金・初期費用がかからない
「もし合わなかったらどうしよう」という心配も無用です。
切り替えにかかる初期費用も、解約時の違約金も基本的にありません。 (※法人の場合など一部例外を除く)
会社と交渉して「制度」を変えるリスクは高いですが、電力会社を変えるリスクはほぼゼロです。
まとめ:浮いたお金は自分への「在宅手当」に

会社からの支給を待っていても、いつになるか分かりません。
交渉に疲弊するよりも、今すぐスマホから5分で申し込める「シン・エナジー」に切り替えて、
来月の電気代から数千円単位の節約を実現しませんか?
手続きは簡単、今の検針票(またはWeb明細)を用意して、公式サイトで情報を入力するだけ。 工事も立ち会いも不要で、勝手に切り替わります。
浮いたお金は、会社がくれなかった「手当」の代わりとして、美味しいランチや趣味に使ってしまいましょう!
