スマートメーターとは?メリット・デメリット|交換はいつから?電磁波やばい?アンペア変更?やめたい?仕組みなど

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スマートメーターとは

電気使用量をカウントする電力メーター。

2024年度に普及100%を目指して切り替えが行われている

スマートメーターの設置は誰がいつ実施?

だれが?
一般送配電事業者(地域の電力会社)が行う

いつ?
電気メーターの耐用年数(約10年)に応じて交換していく
もしくは、電気の自由化後は新電力に切替えるお客様や一般送配電事業者の新メニューに切替えるお客様については優先してスマートメーターが設置されることになります。
なお、スマートメーターの機器代や設置工事費用は無料

スマートメーターの機能と特徴|メリット3選

1.通信機能がある
従来のメーター

現地に行って検針作業

検針日のタイミングで電力会社が各ご家庭に訪問電力メーターの数字を読み取って電気使用量を計測

スマートメーター

通信で自動検針そして電力会社に通知

通信機能を持っているため訪問せずに
会社で数字を読み取ることができる

人件費の削減ができる

2.アンペア設定するブレーカー機能がある
従来のメーター

アンペアブレーカー
アンペア数が記載
アンペア数によって
色が異なる

アンペア数を切り替えたい方場合
アンペアブレーカーの交換&立ち会いが必要

スマートメーター

内部にブレーカー機能を搭載

アンペア数を切り替えたい方場合
スマートメーターなら遠隔操作することが可能

アンペア数の変更がスムーズになる

※ブレーカー機能を搭載しているのは、ご契約容量が60Aまで

3.停電時の復旧が早い
従来のメーター

手動で元の位置に戻す

スマートメーター

約10秒で自動復旧

契約アンペア以上の電気を使用してしまってブレーカーが落ちると、スマートメーターの内部にあるブレーカー機能が作動

夜間の停電時など安心

関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力といった一部のエリアではスマートメーター設置後も従来通りアンペアブレーカーを使って手動で復旧させる

現在のスマートメーターは第1世代

第一世代スマートメーターは2024年度までに全需要家に設置予定。
その後、第一世代スマートメーターの有効期間(10年間)が順次満了することに伴い、
2025年度より次世代スマートメーターへの置き換えを開始

海外でもスマートメーターは実施されている

50ヶ国以上で使われている

スマートメーターのデメリット 4選

1.スマートメーター設置工事がある

5~15分程度の停電が起こるケースがある

ただし外に設置されているので立ち会いは基本的に不要

斎藤の場合:何時ころ設置に伺いますという連絡が来るだけだった

2.スマートメーターで火災

2019年の5月時点で、東京電力が設置していたスマートメーター28個から相次いで発火事故
2021年も何件か発生している

設置件数が数万世帯以上、火災の危険性はほとんどない減っている

3.電磁波の影響による健康被害

一部の利用者からあげられている

スマートメーターの通信機能による電磁波の電波障害の影響はないのですか?

スマートメーターの通信は、行政機関(総務省)が示している指針等に基づき、

人体や電気機器類に影響を及ぼすことのないよう配慮しています

出典:よくあるご質問|東京電力パワーグリッド株式会社

ただ、斎藤的には基本的には安全という認識

利用周波数:920MHz帯

スマートメータは800MHz または 920MHz が多い

「300MHz を超え 1.5GHz 以下」の分類に入る。
同じ周波数でいうと以下も該当する
・電子レンジ
・パソコン
・IHクッキングヒーター
・電気カーペット、電気毛布
・電気コタツ
・マッサージチェア
・携帯電話

スマートメーター電磁波について東京電力EPに質問してみた

今後スマートメーターを設置したあと何かしら体調が悪くなってしまった場合どのような解決策があるのか?
現状は、お問い合わせいただきその内容に応じて会社側で検討してご連絡

スマートメーターから電磁波を飛ばせなくすることはできる?
できない
※ネットでみると飛ばせなくするようにしてもらったみたいな記事もあったのでエリアや時期によって異なるのかもしれません

スマートメーターからアナログのメーターに戻すことができる?
100%できるとお約束できないがそういった対応も必要か会社内で検討する

もし、スマートメーターを設置したのち
体調不良になったらお申し込みをしている電力会社に相談しましょう

アメリカなどでは、スマートメーターを使用しないと
料金の上乗せをする電力会社もある。
今後日本もスマートメーターが普及が増えてくるとアメリカのような
料金形態が出てくるかもしれません。
4.プライバシーが侵害される可能性がある

万が一データが漏洩した場合には、空き巣などの被害に遭う可能性がある
各ご家庭の生活パターンが推測しやすくなる※先程の自分の計測のように滞在している時間がわかる

※ある月から電力使用量が大幅に増えたりしたことで「家族が増えた」などといった情報も分かってしまう

現時点では情報漏洩のような情報は出てないのでご安心下さい

デジタル化には、必ずこういったリスクがつきまとうもの

電力会社さんはじめ優秀な方が情報をしっかり管理してくれてるので安心してOK

スマートメーターについての調べてみた感想

個人的には良いサービスだなと思った検針とか1件1件回る無駄な工程を省くのは大賛成

ただ、理想としてはスマートメーターの電磁波や情報セキュリティ

周りを個人で柔軟に設定できるようになれたら良いなと思った。

例えば、現在は30分ごとに電気の使用状況把握できるものを1時間に1回にすることで

電磁波を抑えられるならそういった設定にできたら良いなと思った。

すべての人に良いサービスというものは存在しないけど

何かしら双方の負担が軽減できるものが出てくると良いなぁと感じました

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