私たちの日常生活は電力に大きく依存しています。スマートフォンやパソコン、家電製品など、生活の中心にある多くのデバイスは電源を必要としています。しかし、災害が発生した場合やアウトドア活動中など、常に電源が確保できるとは限りません。そんな時に役立つのが「ポータブル電源」です。特に小型で軽量なポータブル電源は、その持ち運びやすさから多くの人々に支持されています。
この記事では、小型で軽量なポータブル電源の選び方、おすすめの製品についても触れていきます。
あなたに最適な商品の選び方を知り、購入の参考になったら幸いです。
この記事はこんな人におすすめ
- 小型で軽量なポータブル電源の必要性について知りたい人
- ポータブル電源の選び方が知りたい人
- おすすめの小型で軽量なポータブル電源製品が知りたい人
おすすめの小型・軽量なポータブル電源5選
災害時に最低限備えて考えておきたいのが、情報収集用の電源の確保です。
特に都市部での場合、停電時に何もできないという状況は避けたいところ。
そこで、小型・軽量で持ち運びやすいポータブル電源をピックアップしてみました。
この5つのポータブル電源は、それぞれ異なる特徴を持ちつつも、使いやすい機能や性能を備えています。
ここでは、それぞれの商品の機能や性能、そしてどのような場面で役立つのかを詳しくご紹介します。
また、選び方のポイントもあわせてご説明しますので、これからポータブル電源を選ぶ際の参考にしてください。
Jackery｜ポータブル電源 240 NEW~オンライン限定~
【世界で売れたベストセラーがさらにパワーアップ】
Jackery ポータブル電源 240 Newは、容量が256Wh、定格出力が300Wにアップして、以前のモデル（241.9Wh、定格出力200W）と比べると大幅にパワーアップしましたよ。新しく10年間使える長寿命バッテリーを搭載し、USB-Cポートも追加されて、スマホとノートPCを同時に充電できるようになりました。充電時間も5.5時間からたったの約1時間に短縮。軽くてコンパクトだから、停電の備えやアウトドア、車中泊にもサクッと持ち出せます。
【10年間毎日使える長寿命】
長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載していて、約4000回の充放電サイクルを持っているので毎日使っても10年間使えます。
※4000回使用後も工場出荷時の70％の電池残量をキープします。
【停電時も安心のUPS＆パススルー機能】
停電とかの緊急時でも20ミリ秒（0.02秒）未満で、自動的にポータブル電源に切り替わります。充電しながら家電が使える「パススルー機能」にも対応しています。
【安心の5年間長期保証】
公式サイトで購入日から3年間の保証に加えて、2年の自動延長保証もついてくるので、合計5年間の長期保証が受けられます。故障時の修理サービスや製品回収サービスもあるので、購入後も安心です。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 電池タイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| サイズ | 約23.1 x 15.3 x 16.8 cm |
| 容量 | 256Wh |
| 重量 | 3.6kg |
| 寿命 | 最長10年間持続し、4,000回の充電サイクル後もバッテリー残量は70%を維持 |
| 太陽光パネル充電 | 可能 |
充電可能回数
| LEDライト(5W) | 約21時間 |
| スマートフォン(29W) | 約11回 |
| ノートPC(87W) | 約2回 |
| プロジェクタ(100W) | 約2.1時間 |
| 扇風機(15W) | 約16時間 |
| 電気毛布(55W) | 約3.7時間 |
Anker｜PowerHouse II 400 Plus
一人暮らしにおすすめの小型・軽量なポータブル電源として、まずは「Anker PowerHouse II 400」を紹介します。この製品は、その名の通り最大400Wの出力が可能で、一般的な家庭電化製品の充電に十分な能力を持っています。また、複数のデバイスを同時に充電できるUSBポートを4つ、ACポートを2つ搭載しているため、使い勝手も抜群です。
PowerHouse II 400の出力がパワーアップ！
389Whの大容量はそのままに、最大出力が566Wにアップ！店頭限定モデルで、クールなダークブルーカラーが特徴。全国の家電量販店でゲットできますよ。
コンパクトなのに大容量重さ約4.6kgの軽量デザインで、389Whの大容量バッテリーを搭載。片手でラクラク持ち運びOK。
停電時も安心純正弦波AC出力ポートが付いているので、小型冷蔵庫や炊飯器などの家電も停電時に使えます。
LEDライトも搭載2種類のライトが付いていて、ランタンや懐中電灯としても大活躍。
タフで長持ち8つの角と底面を強化しているから、アウトドアでも安心して使える強度と耐久性。
安全性もバッチリバッテリーマネジメントシステム（BMS）で電圧や温度をしっかり管理。
安心のアフターサービス専門スタッフのサポートや、使用済みポータブル電源の回収サービスもあります。回収した製品はリサイクル資源として再利用。（弊社製品限定で、送料はお客様ご負担です）
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 電池タイプ | 不明 |
| サイズ | 255 x 148 x 139 mm |
| 容量 | 108000mAh / 389Wh |
| 重量 | 約4.6kg |
| 寿命 | 不明 |
| 太陽光パネル充電 | 可能 |
ECOFLOW|RIVER Pro
RIVER 2は、業界トップクラスの高速充電を誇り、わずか60分で0%から100％に充電可能。これは、一般的なポータブル電源と比べて5倍速く、従来モデルより38％も充電時間の短縮が実現しました。急に思い立った旅行でも、RIVER2ならパッキングしている間にフル充電することができ、すぐに出かけることができます。
またリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、充放電サイクル寿命が約3,000回と長寿命です。
20を超える高い安全基準をクリアし、ポータブル電源業界で初のTÜV Rheinlandの認定を取得しています。高度なバッテリー管理システム(BMS)も搭載されています。
さらに軽量・コンパクトで
重さわずか3.5kgと軽量で、持ち運びに便利なデザインです。
非常用電源としても活用可能
家庭用電力のブレーカーが落ちても、30ミリ秒以内でバッテリー供給に自動切り替えが可能です。
ソーラーパネルと組み合わせれば、再生可能エネルギーで発電できます。年間約85kgのCO2削減が可能です。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 電池タイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| サイズ | 24.5 x 21.5 x 14.5cm |
| 容量 | 256Wh (20Ah 12.8V ) |
| 重量 | 約3.5kg |
| 寿命 | 3000回以上(80%+) |
| 太陽光パネル充電 | 可能 |
BLUETTI AC2A
BLUETTI AC2Aは、軽量コンパクトなポータブル電源です。わずか3.6kgの軽量設計で、アウトドアでの電力供給に最適です。
204.8Whの大容量リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、充放電サイクル数は3,000回以上と長寿命です。AC入力270Wの高速モードを採用しており、45分で80%、1.4時間でフル充電が可能です。静音モードも搭載され、夜間でも静かに充電できます。
定格600Wまでの電熱器具(抵抗負荷)に対応する電力リフト機能を備えています。20msの高速切替でバッテリー給電に移行するUPS機能も搭載しており、停電時にもスムーズに電力供給が可能です。専用アプリでバッテリー状態の監視や各種設定の変更、ファームウェアのアップデートなどができます。業界トップクラスの5年保証が付いているのも大きな特長です。このように、AC2Aはコンパクトな本体に高い実用性と安全性、利便性を兼ね備えたポータブル電源です。アウトドアだけでなく、災害時の非常用電源としても活躍が期待できます。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 電池タイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| サイズ | 250*150*180mm |
| 容量 | 204.8Wh |
| 重量 | 約3.6kg |
| 寿命 | 3000回以上(80%+) |
| 太陽光パネル充電 | 可能 |
| 価格 | 23,800 |
UGREEN PowerRoam600
【10年以上使える安心安全設計】
中国大手電気自動車メーカーBYD（ビーワイディー）と共同開発した新世代リン酸鉄リチウムを採用。従来型素材と比較して約6倍の3,000回のサイクル寿命を達成しました。BMSシステムにより、数年間使用できるパワーステーションとして数日間の電力を供給します。高強度ABS製ボディは、落下、振動、擦り傷に対する耐久性に優れ、約10年の長寿命を実現します。
【約50分で0から80％まで急速充電】
UGREEN独自のPowerZip急速充電技術により、約50分で0％から80％まで充電可能で、フル充電も約1.5時間で完了します。PowerRoamに搭載された双方向インバーター技術は、ACからDC、DCからACへの変換を効率よく行います。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 電池タイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| サイズ | |
| 容量 | |
| 重量 | 約9kg |
| 寿命 | 3000回以上(80%+) |
| 太陽光パネル充電 | 可能 |
| 価格 |
あなたに最適な製品を選ぼう
使用状況を考えて選ぶ
この記事を通じて、なぜ小型で軽量なポータブル電源が重要なのか、どのように選ぶべきか、そしておすすめの製品について学びました。しかし、最終的な選択はあなた自身の使用状況や要望によって変わります。ポータブル電源の大きさや重量、出力能力、充電時間、ACポートの数等、どの特性が一番重要かはあなたのライフスタイルや用途によります。一人でキャンプに行くのか、家族全員で遠出するのか、電力を必要とする機器は何か、また頻繁に使用するのか、それとも非常時の備えだけに使うのか。これら全てが考慮に入れるべきポイントです。安心のブランド「Bluetti」の中から選ぶ場合も、これらの要素は大切です。あなたにとって最適なポータブル電源を見つけるためには、個々の特性を比較し、自分のニーズに最も適したポータブル電源を見つけることが必要です。この記事がその選択の参考になれば幸いです。最後に、どんなに素晴らしいポータブル電源でも、使用方法を正しく理解し、安全に使うことが最も重要です。
災害対策用に小型＆軽量なポータブル電源の選び方
災害時には、ライフラインの一つである電源が断たれることが多々あります。そのような状況下でも、スマートフォンやPCなどのデジタルデバイスは情報収集や連絡先として非常に重要な役割を果たします。しかし、これらのデバイスは電源を必要とするため、災害時には電源確保の問題が浮上します。ここで重要となるのが、小型で軽量なポータブル電源の存在です。常に持ち歩きやすいサイズと重量でありながら、必要な電力を供給できるこのギアは、災害時の必需品とも言えます。
しかし、ポータブル電源の選び方は一概には決まりません。利用目的がスマホやPCの充電のみなら、小型で軽量なものを選ぶ方が良いでしょう。また、出力能力にも注目する必要があります。一部のポータブル電源は大容量バッテリーを搭載しているため、一度の充電で何度もデバイスを充電できます。充電時間とACポートの数も重要な選択基準となります。早く充電が完了するものや、複数のデバイスを同時に充電できるものは、災害時には大変便利です。最後に、重量とサイズのバランスも考慮しましょう。小型であれば持ち運びやすいですが、あまりに小さすぎると出力が不足する可能性もあります。一方、大きすぎると持ち運びに難があります。これらの要素を総合して、自分に最適なポータブル電源を選びましょう。
小型＆軽量なポータブル電源の「出力能力」に注目
ポータブル電源を選ぶ際の最も重要な要素の一つは出力能力です。これは、電源が一度に供給できる電力の量を示しており、通常ワット（W）で表されます。出力能力が高ければ高いほど、より多くの電子機器を同時に、または大容量の機器を使用することが可能となります。
災害時には、携帯電話や照明などの基本的な電子機器から、冷蔵庫やエアコンなどの大電力を必要とする機器まで、幅広い電子機器の使用が予想されます。そのため、あらかじめ家庭で使用する電子機器の消費電力を把握し、それに対応した出力能力を持つポータブル電源を選ぶことが重要となります。
また、出力能力はポータブル電源のサイズや重さにも影響を与えます。出力能力が高いほど、バッテリー容量も大きくなり、結果としてサイズや重さが増加する傾向にあります。災害時には携帯性も重要な要素となるため、出力能力とサイズや重さのバランスを考えて選ぶことが求められます。
最後に、出力能力はポータブル電源の価格にも影響します。出力能力が高いほど価格も高くなる傾向にあるため、予算内で最も高い出力能力を持つポータブル電源を選ぶことがおすすめです。
小型＆軽量なポータブル電源の「充電時間」と「ACポート」の数
災害時には、様々な電化製品を動かすために多くの電力が必要となります。そのため、ポータブル電源を選ぶ際には、充電時間とACポートの数も重要な選択基準となります。短い充電時間で大量の電力を供給できるポータブル電源は、非常に有用です。しかし、一方で、充電時間が短いということは、その分、電源の持ち時間が短くなる可能性があるということを忘れてはなりません。また、ACポートの数も重要です。複数の電化製品を同時に使用する場合や、家族全員が携帯電話を充電する場合など、複数のポートがあると便利です。しかし、ポートの数が多いと、その分、電力消費も多くなるため、使用する電化製品の数や種類を考慮して、適切なポート数を持つポータブル電源を選ぶことが必要です。したがって、充電時間とACポートの数は、災害時に必要な電力供給を確保するための重要な要素であり、これらを考慮してポータブル電源を選ぶことが求められます。
小型＆軽量なポータブル電源の「重量」と「サイズ」のバランス
ポータブル電源の選択において、出力能力や充電時間と同じくらい重要な要素が「重量とサイズのバランス」です。災害時には、移動の自由度が生命を左右することもあります。そのため、持ち運びやすさは必須の条件となります。しかし、一般的にポータブル電源の出力能力は、そのサイズと重さに比例します。大きくて重いポータブル電源ほど、より多くの電力を供給できます。
しかし、災害時には、そのような大型のポータブル電源を持ち運ぶのは困難でしょう。そのため、必要な出力能力と、持ち運びやすさという観点から、最適なサイズと重さのバランスを見つけることが重要です。例えば、スマートフォンやタブレットを数回充電するだけであれば、手のひらサイズの小型のポータブル電源でも十分かもしれません。
一方、家電のような大きな電力を必要とする機器を使用する場合には、それなりの大きさと重さのポータブル電源を選んだ方が良いでしょう。しかし、その際には、その重さを持ち運べるだけの体力があるかどうか、また、そのサイズを収納できるスペースがあるかどうかを確認することが重要です。
最終的には、自身のニーズと、自身の体力や環境に合ったポータブル電源を選ぶことが、最適な災害対策となるでしょう。
小型＆軽量なポータブル電源の利用目的が「スマホやPCの充電のみ」のおすすめ容量
スマホやPCの充電が主な利用目的の場合、大容量のポータブル電源を選ぶ必要は必ずしもありません。
一般的に、
スマホの充電には3000mAh〜5000mAh
ノートPCの充電には5000mAh〜20000mAh程度の容量が必要とされます。
※mAhはスマホなどの小型デバイス向け、WhはノートPCなどの大型デバイス向けの電池容量の表し方
※1Wh = 3.7V × 0.27Ah(アンペアアワー)ですので、mAhからWhへの換算が可能
したがって、スマホやPCの充電を数回行いたいという目的であれば、
185Wh(50000mAh）以上の容量を持つポータブル電源を選ぶと良いでしょう。
185Wh(50000mAh）あれば、
スマホだけなら約10回
ノートPCだけなら約2.5回
充電できます。
この程度の容量ならば、災害時でも安心してスマホの通話やネット検索、PCを使った情報収集などが可能となります。
また、小型で軽量なポータブル電源の多くがこの容量範囲に収まるため、持ち運びやすさと必要な電源供給を両立できます。ただし、充電の頻度や使用するデバイスの種類、数によって必要な容量は変わるため、自身の使用状況をよく考えて選びましょう。
